「地域創生」、「次世代形成」、「多文化共生」の３つを使命とする山形大学では、これまでもSDGsに関わる個別の教育･研究･地域貢献を実施してまいりましたが、2020年から全学を挙げてその取組みを加速させます。そのコンセプトは“empower!”（エンパワー：力づける，力を与える）。当面、SDGsの達成目標年である2030年を一つの目途に、次の取組みを行います。

• 山形大学は、社会の持続可能な発展に向けた地域の取組みを積極的にempower!します。
• 山形大学は、すべての活動の推進をSDGsの枠組みによりempower!します。

　本EmpowerStationは、SDGs専用ポータルサイトとして、山形大学における学生活動を含めたSDGsに関する全活動を網羅し、情報発信機能を充実させるとともに、地域のSDGs推進拠点としての機能も高めたいと考えています。EmpowerStation内にはSDGsの17の目標駅があり、それぞれの目標に対応した本学の諸活動にご乗車いただけます。さらに、「人間線」、「平和線」、「地球線」、「豊かさ線」、「パートナーシップ線」の５つの路線を敷設していますので、SDGsの機能に応じた乗り継ぎも可能となっております。

　ご覧のとおり、17の目標駅とその対応施設、５つの路線を走るYU-SDGs列車はカラフルかつポップで、児童･生徒の皆さんにも楽しんでいただける内容になっています（よく見ると山形由来の名所や施設もあります）。是非、このEmpowerStationを活用の上、本学とともに持続可能な社会の実現に向けてパートナーシップを発揮していただきますよう、皆さまのご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

山形大学副学長　大森 桂