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「やまがたSDGsフェスタ2022」に出展しました(10/15-16)

掲載日:2022/10/19

2022年10月15日(土)、16日(日)の両日、山形国際交流プラザ 山形ビッグウイングにおいて「やまがたSDGsフェスタ2022」が開催され、山形大学からYU-SDGsタスクフォースメンバー等45名が参加しました。

これは、山形県内でのSDGsの啓発を目的としてYU-SDGsパートナーである山形新聞・山形放送が実施されたもので(山形県、山形大学、山形市、山形県教育委員会が後援)、万全なコロナ対策を施した中、2日間で県内外から約5200名の来場者がありました。

初日に中央ステージで行われた「高校生事例発表会」では、県内6つの高校におけるSDGs活動発表があり、林田光祐副学長(山形大学SDGs推進室長)が講評を述べました。

出展ブースでは、山形大学から以下の展示等を行い、大勢の方にSDGsの実現に貢献する本学の教育・研究・学生サークル活動等を紹介しました。

①栗山恭直研究室…プラスティックの分類からリサイクルを学ぶ

②YUCaN(山形大学カーボンニュートラル研究センター)…YUCaNの活動紹介

③Team 道草(学生サークル)…Team道草の活動紹介

④模擬裁判実行委員会…模擬裁判実行委員会の取組紹介

⑤Karolin JIPTNER研究室…カーボンフットプリント計算

⑥農学部附属高坂農場…農産物販売

⑦ソフト&ウェットマター工学研究室…ソフト&ウェットマター工学研究室

⑧中澤信幸研究室…日本語方言から見たSDGsについて

⑨原田知親研究室…温泉地のワーケーションや在宅勤務に向けたライフログデータの利活用について

⑩YU-SDGs…YU-SDGs取組紹介

2日間で約5200名が来場

高校生事例発表会で講評を述べる林田副学長

YU-SDGs学生スタッフの齋藤さん(左)と木村さん(右)

栗山研究室のブース

YUCaNのブースで説明する吉田司教授

カーボンフットプリントを説明するKarolin助教

高校生にチーム道草の活動を紹介する鈴木さん(右)

カーボンフットプリント計算を共同開発した㈱チェンジ・ザ・ワールドの伊藤大貴さん(右:Team道草初代代表)

原田研究室の取組紹介

ソフト&ウェットマター工学研究室の紹介

子どもたちに説明する古川英光教授

農学部高坂農場の農産物販売

中澤研究室の取組紹介

模擬裁判実行委員会の皆さん

学生スタッフの皆さん、お疲れさまでした!

以下、学生スタッフの感想です。

齋藤雄平さん(農学部1年)

2日間を通して、山形大学に興味を持ってもらい、取り組みを知ってもらうことを心掛けて資料を配りました。お声掛けする中で、魅力を伝えることの難しさを学びました。来場者の年代は幅広く、興味を示してくれる人もそうでない人もいました。テーマであるSDGsは、すべての人に関わる問題なので、多くの人が「面白そう」と思えるブース作りが重要だと思いました。私たちのブースは展示や体験型ではなかったので、今後はTFとしての具体的な活動を増やし、今回のような出展機会があれば通る人の目に留まるようなものを作れたら良いと思います。
他ブースの見学では、様々な工夫が見られ、学びの多い時間になりました。特に、カードゲームは来場者同士の交流があり、協力して山形を盛り上げる体験ができて勉強になりました。また、模擬裁のブースではヤングケアラーの認知度アンケートを行っていて、社会問題を身近に感じてもらう機会作りとして非常に良い出展だと思いました。「地球規模の課題に取り組む」という共通の目的から集まった多くの人と関わることができ、大変貴重な経験になりました。

木村真己さん(農学部1年)

今回のSDGsフェスタでは東洋経済ムック本とみどり樹のセットを紙で作られたファイルに挟み来場者の方々に配るお手伝いをさせていただきました。私は今までこのような活動をしてこなかったため、受け取りを断られた時は精神的なダメージを受けましたが、中には興味を持って話しかけてくださる方々もいて楽しく仕事を終えることが出来ました。大学生活で地域の方々との交流の機会がなかったのですが、今回のイベントで湧き水が湧いている場所を教えてくださったり、自分の知らない山形の魅力を知れたのでとても有意義な時間になりました。
 今回私たちのブースは会場の奥にあり、客足が少なくなってしまった印象がありました。他の企業のブースは着ぐるみやワークショップなどを取り入れており、お子さんから大人の方まで幅広い年層のお客さまが見受けられたため、次回からはワークショップなどを取り入れたらさらに山形大学のSDGsへの取り組みを広められると考えたため、今後もこの活動に貢献して行きたいと思います。

小野妃菜子さん(地域教育文化学部2年)

1日目のみの参加でしたが、今回が初めてのタスクフォースとしての活動でした。
資料を配る際には興味をもって話を聞いてくださる方が多く、うまく質問に答えられない場面では自分の知識不足や経験不足を痛感しました。今後自ら情報収集を行ったり、積極的にTFの活動に参加したりすることで補っていくことが出来たらと考えています。
イベント全体では、SDGsというひとつのテーマでありながら各団体、ブースによって内容が異なり、それぞれの団体の強みや特徴を活かした取り組みが紹介されていたと感じました。参加者がものづくりの体験をすることで、それを通してSDGsについて考えるきっかけをつくるブース、環境に配慮した製品について発信するブースなど、私自身も楽しみながら参加することができました。
高校のブースでは、各学校で行われている活動が紹介されており、地域とも連携した活動が印象に残りました。地域で出た廃油をマンゴーの栽培に活かし、さらに栽培したマンゴーを地域のお店と協力して加工し、製品化する活動や、生徒自身が実際に製品開発、マーケティングを行う活動など、生徒が主体的にSDGsへ繋がる活動の数々に参加していることに驚きました。
今回得た知識や反省点を今後の活動にも活かしたいと思います。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

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