令和3年1月28日に山形大学SDGs学生シンポジウム「誰ひとり取り残せない」をオンライン(zoomウェビナー形式)で開催しました。SDGsは「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っていますが,シンポジウムタイトルをあえて「誰ひとり取り残”せ”ない」とした山形大学の強い決意を表したシンポジウムに,山形県に分散した4つのキャンパスからオンラインで約40名の学生が参加しました。
続いて,林田副学長が「YU empowering with SDGs」と題しての講演を行いました。山形大学のSDGsに取り組むコンセプト「empower!」(エンパワー:力づける、力を与える)についてと,山形大学のSDGsの取組を学生に関するものを中心にお話しいただき,最後に,学生のSDGs活動を大学として全力でempower!するというメッセージをいただきました。
山形大学は,昨年7月に「YU empowering with SDGs」として,国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)への取組姿勢を大学内外に表明しました。「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓ったSDGsは2030年の達成を目標としており,これからの10年間は,現在,大学で学ぶ学生の皆さんが社会の主役となっていく期間であり,全ての学生がSDGsを自分事として捉えていくことが重要と考えます。
そこでこの度,山形大学で学ぶ学生の皆さんが,今後の持続可能な社会の在り方や大学への要望,そして自ら学生としての行動や考え方などを話し合う機会として,シンポジウムの開催を企画しました。
コロナ禍の状況のためオンライン開催となりますが,4キャンパスに分散する山形大学の学生が仮想的に一堂に会することのできる貴重な機会と捉え,SDGs学生シンポジウム「誰ひとり取り残せない」に多くの学生の皆さんの参加をお待ちします。