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ペルー文化省が調査、保護を託す「ナスカの地上絵」研究の第一人者・坂井正人教授

掲載日:2020/09/15

SDGsには文化遺産や自然遺産の保護活動も含まれています。山形大学人文社会科学部の坂井正人教授(文化人類学、アンデス考古学)は、ペルー政府公認の地上絵研究機関「山形大学ナスカ研究所」で、ナスカの地上絵の研究調査と保護活動に取り組んでいます。

山形大学は南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」研究の最前線で活動しています。文化人類学・アンデス考古学が専門の坂井正人教授を中心とした「ナスカ地上絵プロジェクトチーム」が、2004年からその研究調査と保護活動に取り組んでいます。これまでに新しい地上絵を多数発見し、近年ではAI技術を活用することにより地上絵発見の効率化を図るとともに、保護活動には欠かせない分布図の作成を加速させています。

坂井正人教授/専門は文化人類学・アンデス考古学。千葉県出身。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。本学着任は1996年。2012年にペルー、ナスカ市に開所した「山形大学ナスカ研究所」副所長を兼任。

人工衛星画像等で発見された新しい地上絵候補は、最終的には現地調査によって確定される。世界で唯一、山形大学の研究チームのみが現地での立ち入り調査を認められている。

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