「YU-SDGs Award 2023」表彰式を開催しました

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掲載日：2023/12/20

山形大学では、玉手学長の就任以来、国連によるSDGsの枠組みを最大限に活用し、それらの活動を一層加速させるため、その姿勢を「empower!」（エンパワー：力づける、力を与える）という言葉に込めて様々な取り組みを行っています。これらの取り組みの一環として、2021年にSDGsの達成に貢献する優れた教育・研究・学生活動・大学運営等を行っている本学の個人・団体を表彰するとともに、今後の活躍が期待できる活動を支援することを目的とした「山形大学SDGs表彰（YU-SDGs Award）」を創設しました。

　本表彰は隔年で行われており、今年度は、18件の応募が寄せられ、審査基準に基づく厳正な審査の結果、大賞１件、優秀賞２件、奨励賞２件、特別賞２件を決定し、12月１９日、小白川キャンパスにおいて「YU-SDGs Award 202３」表彰式を開催しました。

　表彰式では、はじめに林田光祐副学長（SDGs推進室長）から表彰プログラム及び授賞理由について説明の後、玉手学長から受賞者へ賞状とトロフィーがそれぞれ贈呈されました。続いて大賞プロジェクトのプレゼンテーションが行われた後、講評で玉手学長から、「受賞おめでとうございます。みなさんのコメント・プレゼンテーションを聞いて、関係人口の増加・ステークホルダーとの関わり合いと持続性を高めること２点が重要だと思いました。ステークホルダーの参画を得て、はじめて大学の使命を達成できると思うので、山形大学が注力している活動を世界に広く伝えるとともに、組織として持続性のある活動となるよう取り組んでいただきたい。」と期待を込めたメッセージをいただきました。

　今後も山形大学のSDGs推進活動にぜひご注目ください。

【受賞案件一覧】

○YU-SDGs Award 大賞

・持続可能な地域農業に向けて　スマート・ テロワール発 庄内産小麦プロジェクト

　中坪あゆみ(庄内産小麦プロジェクトチーム)

○YU-SDGs Award 優秀賞

・草木塔再考 ～草木塔プロジェクトの波及～

　阿部 宇洋 （草木塔プロジェクト）

・生ゴミ→資源化！ヤマダイミズアブ

　佐藤 智（ヤマダイミズアブ）

○YU-SDGs Award 奨励賞：

・水の光分解から水素と酸素製造システム

　有馬ボシールアハンマド

・入院患者の安全を24時間365日サポートできるシステム―院内急変対応チームのたゆまぬ活動―

　鑓水健也 (中根正樹・院内急変対応ワーキンググループ)

○YU-SDGs Award 特別賞

・「つらい思いをさせないゲノム検査」のために ～山大ゲノム管理室の挑戦 2nd season ～

　鈴木修平（がんゲノム管理室コアメンバー）

・模擬裁判とSDGｓ ～社会への問題提起の先にあるものとは～

　山形大学模擬裁判実行委員会（代表者：丸田蒼）

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