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基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs〜ローカルSDGsの実践〜」で、株式会社LandCo.とSDGsカードゲームを体験しました(5/12)

掲載日:2025/05/14

本学では、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標(SDGs : Sustainable Development Goals)のアウトラインと特徴を理解した上で、本学のSDGsに関連する教育・研究と、山形県内の企業・自治体における先進的なSDGsの実践を学ぶことによって、“自分ごと”としてSDGsを捉え、行動できるようになることを目的に基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs〜ローカルSDGsの実践〜」を開講しています。

第1回から第3回までのオリエンテーションを済ませ、第4回目の講義から外部講師を招き山形県内のSDGsの取り組みを学修します。5月12日の第4回目は、株式会社LandCo./山形大学連携研究員として活動している後藤武蔵さんと小野優太朗さんを講師としてお招きし、85名の受講生が「SDGs de 地方創生」というカードゲームを体験しました。
最初は初めてのゲームに戸惑っていましたが、時間が経つにつれ積極的に意見を交換し楽しくゲームを体験するとともに、SDGsと共に地方創生について大きな「気付き」を得ることができました。

受講した学生からは以下のような感想がありました。

・最初説明を聞いた時、難しいゲームなのかなという認識でしたが、第1タームをやるとルールをしっかり理解し、すごい楽しいゲームでもっと目標が難しめなものもやりたい!と思いました。SDGsゲームを通して、お金だけあっても技術者がいなければお金を活用することもできないし、技術者がいてもお金がないと支援できない相互的な関係だと思いました。実際はこんなに簡単にお金を回して目標を達成することはできないけど、今回のゲームでも行政とこの事業がしたいからお金を貸してくださいと言っても思うような金額を貸してくれなかったり、他のチームとの協力でカードの交換で苦労したり、なかなかリアリティがあるゲームができました。

・今回の授業を通して問題解決には「社会全体を見渡す広い視野」が非常に重要な役割を果たすことを学びました。 私の班はグループゲームの際、行政という立場からより良い町をつくるという目的を達成するため、他の行政と連携を取ったり社会の人たちとプランやお金のやり取りを行ったりしました。その際、どうしても「より良い町づくり」という観点のみにとらわれてしまい他の経済や人口といった要素まで考えを巡らせることが出来ませんでした。しかし、振り返りを通して町づくりが上手くいったからといって町そのものが改善するわけではなく、その他の観点もよく考えなければ町の改善には繋がらないということに気付かされました。 今後は問題解決に取り組む際にひとつの目標を達成するために動くのではなく広い視野をもって多角的な観点から問題解決に取り組むことができるようにしたいと思います。

次回以降の様子もこのサイトで報告します。

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