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ホーム > YU-SDGs掲示板 > 基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs〜ローカルSDGsの実践〜」で、株式会社荘内銀行様から講演いただきました(5/19)
掲載日:2025/05/22
本学では、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標(SDGs : Sustainable Development Goals)のアウトラインと特徴を理解した上で、本学のSDGsに関連する教育・研究と、山形県内の企業・自治体における先進的なSDGsの実践を学ぶことによって、“自分ごと”としてSDGsを捉え、行動できるようになることを目的に基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs〜ローカルSDGsの実践〜」を開講しています。
第1回から第3回までのオリエンテーションを済ませ、第4回目の講義から外部講師を招き山形県内のSDGsの取り組みを学修します。
5月19日の第5回目は、株式会社荘内銀行 代表取締役 専務執行役員 山科 宏幸 さまを講師としてお招きし、85名の受講生が荘内銀行のSDGsに関する取り組みを学修しました。
大学生になり利用する機会が多くなった「銀行業」について、「預金」・「払い出し」のほかどのような業務をおこなっているのか、SDGsとどのように結びつくのかイメージが難しい銀行が実施している活動について、深く学ぶことができました。
受講した学生からは以下のような感想がありました。
・今回は、地方銀行として地域に密着して地域課題に取り組んでいるというお話を伺いました。 私は金融機関がSDGsとどのように関わっているのか講演を聞く前は想像できていませんでした。前回のカードゲームの際に体験しましたが、実際に講演の中で山科さんもSDGsの取り組みをする中で収益は少ないとおっしゃっていました。その中でも中長期的にみて地域経済の循環につなげていくという、金融機関ならではの視点でSDGsの取り組みをなさっていると知ることができました。事業の中で金融機関の役割は大きいと思います。信用を重んじながら沢山の分野の人と協力して持続可能な活動をしていくその仕組みについて学ぶことができた貴重な講演でした。
・これまでは、銀行の仕事のイメージはお金を貸すことがつよかったが、今回の講演をお聞きして、お金を貸すだけでなく、時代に合わせた様々な役割を果たしていることが分かった。山形や秋田の地域振興の支援や地方自治体と包括連携を締結するなど、山形や秋田が持続可能な地域となるように様々な取り組みを支援していることが分かった。また、環境へも配慮して、再生可能エネルギー事業を支援したり、環境方針を定めたりするなどの活動もしている。自分が思っている以上に、銀行は私たちの地域のために多くの活動を支援してくださってることが分かった。
次回以降の様子もこのサイトで報告します。