YU-SDGs掲示板
お知らせ
お知らせ
ホーム > YU-SDGs掲示板 > 基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs〜ローカルSDGsの実践〜」で、株式会社山本製作所様から講演いただきました(6/2)
掲載日:2025/06/03
本学では、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標(SDGs : Sustainable Development Goals)のアウトラインと特徴を理解した上で、本学のSDGsに関連する教育・研究と、山形県内の企業・自治体における先進的なSDGsの実践を学ぶことによって、“自分ごと”としてSDGsを捉え、行動できるようになることを目的に基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs〜ローカルSDGsの実践〜」を開講しています。
5月26日の第6回目は、株式会社山本製作所 菅野 朋宏 さま 遠藤 ゆか さまを講師としてお招きし、85名の受講生が株式会社山本製作所のSDGsに関する取り組みを学修しました。
創業107年を超えた企業が取り組むSDGsについて、農機事業・精米事業・環境事業の3点から、取り組みを開始するきっかけや現在はどのようなことをおこなっているのかを詳しく学修しました。
これまでの学修内容を思い出しながら、企業の強みを生かした多様なSDGs活動から多くのことを学修できる機会となりました。
受講した学生からは以下のような感想がありました。
・山本製作所様についてどのような企業なのか詳しくはわかっていませんでしたが、農機具の製造・販売を通して、世界の食問題や環境問題等多くのSDGs関連事業を行っていることを知りました。特に、私の実家もコメ農家のため、乾燥機や精米機は身近にありとても興味深い内容でした。また日本にとどまらず海外にも進出し、アフリカでの乾燥機導入を計画するなど、日本での技術を世界の飢餓で苦しむ方々のために役立てようとする活動はまさにSDGsの掲げる目標につながっていると感じました。さらに、日常的に会社や工場で環境問題の改善のためにできることとして、ごみの分別やリサイクルに向けた取り組みなど多くの取り組みを継続的に行っている点は、自分の普段の生活に生かしていけるためとても参考になりました。
・今回山本製作所さんの講義を聞いて、製造業、モノ作りからSDGsに貢献する姿勢を学ぶことができました。自分自身工学部に所属する身なので、モノづくりと環境の関係など、これから工学を学ぶ上で自分も考えていかなければいけないことについて考えるきっかけになりました。機械などを作る際の環境汚染、機械を動かした際の環境汚染など、様々な時点で環境への負荷は発生するのだなと思いました。また、食糧問題など、一見モノ作りから遠いと思えるようなことでも、間接的に支援することができるということに気づかされました。
次回以降の様子もこのサイトで報告します。