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基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs〜ローカルSDGsの実践〜」で、渋谷 真子様から講演いただきました(6/23)

掲載日:2025/06/25

本学では、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標(SDGs : Sustainable Development Goals)のアウトラインと特徴を理解した上で、本学のSDGsに関連する教育・研究と、山形県内の企業・自治体における先進的なSDGsの実践を学ぶことによって、“自分ごと”としてSDGsを捉え、行動できるようになることを目的に基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs〜ローカルSDGsの実践〜」を開講しています。

6月23日の第8回目は、車椅子YouTuberの渋谷真子さまを講師としてお招きし、85名の受講生が渋谷真子様の取り組みを学修しました。

これまでの環境目線での講義とは異なり、様々な人々が幸せで豊かに暮らすためにという目線から、障がいを持つ“当事者”からの活動を学修しました。

受講した学生からは以下のような感想がありました。

・今回の講演を聞き、下半身麻痺になってなお、地元文化への貢献に邁進する渋谷さんの姿勢に心を打たれました。前向きに生きる為には自発的に行動し情報を集めて判断し、洞察力をもって様々なアプローチを試行錯誤する事。そして、時には人を頼る事が大切だという事を再認識出来ました。 特に、海外に目を向けると同じ状況でもポジティブな人々がたくさんいるというお話には、仲間の居る場所に自ら向かう行動力、変化を恐れない事が前向きで居続ける為に有効であるという良いヒントを頂いたように感じました。 自分の状況を活かしさらなる社会貢献を進める「攻めの姿勢」「折れない精神」を私も見習いたいと思いました。

・今回の講義を通して今までどれだけ自分が障害者の大変さを分かったような気でいたのかがわかりました。具体的には下半身不随は足が動かせないというレベルではなく場合によってはある程度の臓器や足以外の器官の不随までもが考えられるということがわかっていなかったことや実際にそれで生活していく中で問題になることの多さを今回の講義でより知ることができたと思っています。バリアフリーというのが健常者の視点だけ解決できるほど甘いものではなく当事者の意見まで取り入れて初めてバリアフリーに到達できるものだと今日の講義を持って考えさせられました。また問題解決のために実際にその場に言って意見を言いに行ったり正しい情報を公開したりなど広報という活動がどれだけ社会に影響を与え全員が生きやすい世の中にしていくために重要な要素なのかを今日の講義で感じ取りました。
 

今回で、外部講師の講義は終了となります。
今後は、自分たちが実施できるSDGsアクションを計画します。
 

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