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知覚・認知・感性とそのヒューマンインタフェースへの応用

目的

私たちの研究室では,実験データに基づいて認知と感性を客観的そして定量的に解析します.そして私たちは,人と環境,人と人工物の間の新しい関係を提案します.

概要

ある環境の中での人間の行動は,その環境から発せられるメッセージに無意識に影響されています.私たちが身近な機器を使うときも,その機器から感じられる手掛かりと制約に無意識に従っています.つまり,私たちは環境や機器から得られる情報に基づいて私たちの行動を決めているのです.この情報は感性ルールによって選択され,認知的メカニズムにより処理されています.

私たちが獲得した能力の内多くのものは,その能力を発揮出来るのに,どうしてそれが出来るのかについて本人にも説明出来ません.たとえば魅力あるものを見つける能力,知らない道での方向感覚,ものづくりにおける技能がその例です.これらの能力は感性ルールと認知的メカニズムにより達成されます.したがって,それらを理解すれば,住みやすく魅力的な街を作ることも,使い手にとって安全で効率的で快適な機械を設計することも可能となります.

関連サイト

山形大学 野本研究室

代表者、担当組織

野本 弘平

担当学部

工学部

連絡先

nomoto@yz.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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