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3Dオブジェクトの陰関数表現の研究

目的

陰関数曲面の高速・高精度決定法の開発だけでなく,陰関数曲面による3Dオブジェクト表現法の構造解析や電磁界解析への応用も目指しております.

概要

3次元オブジェクトの描画には,従来,基本図形として多角形を用いるポリゴン表現が広く用いられてきました.しかしながら,同法で滑らかなオブジェクト表面を描くには,膨大なデータ量及び爆発的な演算量が必要となります.
本研究では,オブジェクト表面上の離散点群をレーザ・スキャナーやCTによって測定した後(図1),全ての離散点群を通る陰関数曲面 f(x)=0 をコンピュータ上で決定しています(図2).そのため,この方法は次の利点を備えています.

① オブジェクト表面を滑らかに描くことができる.
② 複数オブジェクトの描画に対する高速処理が可能である.
③ モーフィングにも適している.

この意味から,陰関数曲面法は次世代CAE技術を支える基盤CG技術だと言っても過言ではないでしょう.

関連サイト

山形大学工学部情報科学科 神谷研究室

代表者、担当組織

神谷 淳

担当学部

工学部

連絡先

kamitani@yz.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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