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神経系を介した人工的エネルギー代謝制御

目的

エネルギー代謝が制御可能な医療機器開発への発展を目指しています。

概要

生活習慣病が社会問題化する中で、耐糖能障害や脂質異常症等の諸症状に対するより有効な治療法のニーズは日々高まっています。
代謝系は、血中に分泌されるホルモンの他にも、神経系の制御を受けていることが知られていることから、本研究では、末梢交感神経を電気的に刺激することで、投薬や運動によらない、全く新しい糖・脂質代謝制御法の提案を目指しています。
これまでに、健常ラット末梢交感神経線維へ微小電極を刺入して電気刺激を行い、電気刺激開始から30秒での一過性の血糖値低下を観測するとともに(図1)、電気刺激中の血漿インスリン濃度がほとんど変化しないこと(図2)を明らかにしました。また、健常ラットへの電気刺激中は、糖取り込み量が増加することも確認しました(表1)。

代表者、担当組織

佐藤 大介

担当学部

工学部

連絡先

d_sato@yz.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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