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金属酸化物の界面現象と導電機構

目的

アルミニウムが実用的に使われてはや150年。でも忘れてほしくないことがあります。優れた工業製品が世に出る前に、長きにわたる失敗の歴史があると言うことを。

概要

リチウム電池から電気を取り出すのに、電池内部にアルミニウムの電線をつながなくてはなりません。アルミニウムは電気をよく通します。しかしその表面は電気をほとんど流さない酸化物の膜でおおわれています。膜の厚みはとても薄く、ウイルスより小さなナノの世界。そしてその膜に触れている材料で、電気を流したり、流さなかったり。もし、電池の中で電気の流れがとまったら、電池が動かなくなります。
大切なエネルギーを無駄にはできません。電気を取り出す電池ではよりスムースに流し、電気をためるコンデンサでは漏れないように、金属酸化物の界面で何が起きているのかよく調べ、その電気の流し方を工夫しようというわけです。

関連サイト

C1ラボラトリー

代表者、担当組織

立花 和宏

担当学部

工学部

連絡先

h9rbvq3x@yz.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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