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電気化学と光計測を応用した細胞診断技術の開発と医療応用

目的

先端計測技術と生命科学の異分野融合研究や医工連携プロジェクトを積極的に進めています。

概要

マイクロ電極をセンサープローブとする電気化学計測法は、生体反応を高感度で計測できる技術です。私たちは、この技術を応用した「受精卵呼吸測定装置」を開発しました(図1)。この装置は、受精卵や細胞の呼吸(酸素消費量)を非侵襲的に測定し、受精卵や細胞の品質を評価することができます。この装置は、不妊治療において受精卵の品質診断に応用されています。
また、光干渉断層撮影法(OCT)を応用した卵巣機能診断技術の開発を行っています(図2)。この技術は、人体に無害である近赤外光を用いることで超音波(エコー)よりも高感度の画像取得ができます。これまでの研究により、卵巣内に存在する卵子を生きた状態で観察し、卵巣機能や卵子の生物活性を評価することに成功しています。

代表者、担当組織

阿部 宏之

担当学部

工学部

連絡先

abeh@yz.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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