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米沢さしこの会スタートアップ ~糸でつなぐ社会~

目的

米沢市の民俗技術「原方刺し子」を、現代に適合させ「米沢さしこ」とし、広く共有の財産として伝承すること。その伝承する会の発足。

概要

「原方刺し子(はらかたさしこ)」は米沢藩の「原方衆」と呼ばれた武士の妻たちが始めたとされる、伝統的な刺し子である。原方刺し子は、六角形の枠の中(亀甲)に、自分の願いや意味を込めた様々な幾何学模様を縫い込む特徴がある。模様は約60種類あるとされているが、現在確実にわかるのは、約30種類になっている。また、他所の伝統的な刺し子と差があるのは、くぐり刺しといわれる技法である。布の表面を這うように運針させる独特な技法でくぐり刺しで作られた模様は、原方刺し子の象徴的な模様になっている。
 原方衆の妻が刺したといわれる「花ぞうきん」は原方衆の武士の妻の誇りを象徴し、原方衆の家の玄関に飾られていたと伝わっている。そのため、この原方刺し子は原方衆の妻のみが許された限られた伝承であった。この限定性は現在まで続いていた。
 くぐり刺しは木綿表地を這うように運針することから布の補強などの意味合いはなく、美的なもしくは幾何学的な模様を創出するために作り出された刺し方と考えられる、日本で唯一の刺し子である。
 この原方刺し子は、原方衆(武士)の妻(女性)のみの技術として現在まで続いてきた。しかし、原方衆と名乗る家の減少とともにその技術継承する人々も少なくなり、近年では1名のみが伝承していた。しかし、2024年11月に最後の指導者が一線を退いた。そのため、山形大学阿部研究室を中心に原方刺し子の伝承を考える話し合いを市民と何度かおこない、技術継承の方法の限定性の解除、現代に合わせた刺し子の創作、基本的な原方刺し子を継承する事業などを整え、『米沢さしこの会』を市民が中心となって立ち上げた。

いままでの取り組み
・会の発足
・米沢市の支援による情報インフラの整備
・ワークショップ、展示会の開催
・伝承できる人を拡大化(限定性の解除)

米沢さしこの会活動イメージ1

米沢さしこの会展示会様子

米沢さしこの会活動イメージ2

オンラインワークショップ

関連サイト

米沢さしこの会

代表者、担当組織

米沢さしこの会

担当学部

基盤教育

連絡先

taka.abe@cc.yamagata-u.ac.jp

関係者、共同実施者

米沢さしこの会

その他・備考等

連絡先・阿部宇洋(学士課程基盤教育院)

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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