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次世代フレキシブル有機EL技術の研究

目的

ウェットプロセスによる安価なハイバリア構造
フレキシブル有機ELでは真空技術を用いたバリア構造が一般的に用いられていますが、当研究室では世界で初めて有機EL上にウェットプロセスによるハイバリア構造(wet-TFE)を達成しました。これは有機ELだけでなく、水蒸気から保護する必要のあるデバイス・パッケージにも用いることが可能な革新的技術です。

概要

フレキシブル有機ELの総合的研究
有機EL(OLED)は、電気を流すことで発光する発光デバイスです。有機ELは「フレキシブル」「透明パネル」が可能であるという特徴を持っており、ディスプレイだけでなく、照明、サイネージ、車載等の広い産業分野に今後の発展が期待されています。広く普及するためのポイントは、フレキシブルパネルを安く提供する「革新的なフレキシブル技術」であり当研究室では一般的な技術に留まらず新規技術を研究しています。
私達の研究室では、①フレキシブル化技術、②有機ELを安価に作製するウェットプロセス、③試作を通じた市場開拓、に取り組んでいます。大サイズのフレキシブルパネルの試作技術も保有しており、大型パネル(200mm角)の作製が可能です。またパネルの駆動に必要なドライバ回路も併せて開発しています。

関連サイト

山形大学 有機エレクトロニクスイノベーションセンター  硯里研究室( OLED-Gr )

代表者、担当組織

硯里 善幸

担当学部

工学部

連絡先

suzuri@yz.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
※「学部等名」にプロジェクト名を入力願います。

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