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うそをつくAI・説得するAI

目的

人間と自然にコミュニケーションをとりながら人狼ゲームをプレイすることができるAIの実現

概要

 ゲームAIは人工知能技術を評価するための標準問題として研究されてきました.そして深層学習に代表される近年のAI技術の発展により,10年前にはAIが人間を超えることは難しいと思われていた囲碁においても,AIの強さが人間を凌駕するようになっています.
 しかし,AIが人間より強くなるための手法が明らかにされているのは,将棋や囲碁のような完全情報ゲームについてです.麻雀やポーカーのような不完全情報ゲームについては,AIが人間を超えるための手法は見つかっていません.特に,若年層に人気のコミュニケーションゲーム「人狼ゲーム」は, 会話中にいかに敵チームをだまし,味方を説得するかが勝利の鍵となる,高難易度の不完全情報ゲームです.
 この人狼ゲームを人間と一緒に自然にコミュニケーションをとりながらプレイするAIの実現を目指して発足したのが人狼知能プロジェクトです.本研究グループは人狼知能プロジェクトにおいて,人狼AI開発用プラットフォームの作成,それを用いた人狼AIエージェントの作成,さらに毎年開催する人狼知能国際大会の運営を担当しています.

関連サイト

人狼知能プロジェクト

代表者、担当組織

大槻 恭士

担当学部

工学部

連絡先

otsuki@yz.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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