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強靱・リサイクル可能な自己修復性超分子材料を大阪大学との共同研究で開発

目的

傷を自然に修復できる非常に強靭な材料を創生しました。これにより、リサイクルが容易に可能になります。また高分子材料を長寿命化し、低環境負荷に貢献します。

概要

二種類の高分子化合物を合成し、これを遊星型ボールミルという一般的な混合装置で混ぜ合わせることで、強靭かつ自己修復機能をあわせもった、何度もリサイクル可能な超分子材料を得ました。山形大学グループでは、この優れた自己修復材料をSPring-8や学内のX線装置を用いて精密解析を行い、破壊時の密度ゆらぎの変化を精密に評価しました。その結果、変形を加えた時に自己修復性能が高い樹脂は、分子間結合がより早く復活することを明らかにしました。

代表者、担当組織

学術研究院教授 松葉 豪(大学院有機材料システム研究科担当)

担当学部

工学部

連絡先

gmatsuba@yz.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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