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【開催報告】第2回YU-SDGsカフェを開催しました(5/31)

掲載日:2021/06/01

   2021年5月31日(月)、第2回YU-SDGsカフェをオンラインにて開催しました(公開)。
 今回のテーマは、研究者と考えよう!自分ごとの地球温暖化で、本学学生・教職員のほか、他大学関係者、地域内のYU-SDGsパートナー、卒業生の皆様からも参加いただきました。

 冒頭、司会の古川英光教授(YU-SDGsタスクフォースメンバー)から、開催趣旨ならびにゲストスピーカーの紹介があった後、稲津大祐 准教授(東京海洋大学)、安川和孝 講師(東京大学)、辻健 教授(九州大学)から、最新の研究内容を分かりやすく発表いただきました。

 最後はチャットやQ&A機能を使って活発な質疑応答が行われました。開催後のアンケートでは46名の方から回答があり、「とても良かった71%、まぁまぁ良かった26%」の高評価のほか、「現在第一線で研究を進めておられる研究者方のお考えを伺うことができ、非常に有意義な時間を過ごせました」などのご意見をいただきました。カフェの様子は下記のYouTubeからご覧いただけます。

カフェ終了後に、3名の先生方からメッセージをいただきましたのでご紹介します。

稲津先生「温暖化問題、文理問わずあらゆる側面からアプローチする必要があります。広く学ぶことで、どこに問題があるか、どこに突破口があるか、思いがけない発展もあるかもしれません。ストレートな最前線のアプローチだけでなく、一歩引いたアプローチも加え、多様性にも期待したいです。」

安川先生「気候変動問題は,原因・結果・解決策について様々な時空間スケールで考えることが重要と考えています.私個人としては,過去の地球環境から学び考えることと,現代の技術 (特に低環境負荷技術) を支える新たな資源の探査・開発という2つの軸でさらに研究を深めていけたらと思います」

辻先生「気候変動を止めるのは簡単ではなく、我々には覚悟が必要です。今後もCO2削減量・達成時期・削減コストを考えて、CO2削減技術を開発していきたいです。一方で、宇宙探査といった幅広い研究も行い、広い視野を持ちたいと思っています」

古川先生(YU-SDGsタスクフォースメンバー、ファシリテーター)「地球温暖化の現状について強い危機感を持ちました。先生方との議論を続けていきたいです」

 次回は7月開催予定です。開催内容が決まりましたらこのサイトでお知らせしますので、皆さま、是非ご参加ください<(_ _)>

稲津大祐先生(東京海洋大学)の発表「温暖化に対してどうアプローチするか 無理難題をどうにかして解決したい」

安川和孝先生(東京大学)の発表「グローバル炭素循環から見た現在の地球温暖化問題の本質」

辻健先生(九州大学)の発表「地球を使って大気中のCO2を削減」

ウェビナー終了後のアフタートーク

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