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希少植物や伝統作物の起源・多様性の解明

目的

身近な植物や作物の起源・多様性を解明することで、遺伝資源の保全に貢献します。また、これを通じて、地域の人々や子供たちの身近な植物への理解を深め、質の高い教育の 普及に貢献します

概要

私たちの周りには様々な植物があふれています。しかし、身近な植物がどんなルーツを持ち、どの程度の多様性をもっているかについてはほとんど知られていません。私たちは、山形県の県花“ベニバナ”、伝統的な繊維作物“青苧(アオソ)”、飛島と佐渡島の固有植物“トビシマカンゾウ”、希少な耐湿性野生ムギ類“ミズタカモジ”などのDNA解析を行い、系統的起源と多様性の解明を目指しています。
これらの植物は私たちにとって非常に身近で地域のシンボルになっていますが、数が減少し絶滅危惧種になっているものもあります。これらを保全し、希少植物や伝統作物を後世に残していくため、多様性を把握することは重要です。また、これらの研究は自治体やNPO、ジオパークとの連携で行っており、地域住民や未来を背負う子供たちの自然への理解を深める教育にもつながっています。

代表者、担当組織

笹沼 恒男

担当学部

農学部

連絡先

sasanuma@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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