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気候変動に適応した稲作におけるアゾラの応用

目的

近年稲作栽培はアジアだけではなく、アフリカや南米の国々に著しく拡大しています。気候変動に適応した稲作におけるアゾラの応用は、世界規模で「気候変動に具体的な対策を」と「飢餓をゼロに」等の目標に貢献します。

概要

地球温暖化がもたらした温度上昇と降水パターンの変化は、世界各地の稲作生産に脅威を与えています。特に灌漑用水の不足地域が増え、イネの生産量が制限されています。一方、水田から二酸化炭素より30倍温室効果があるメタンガスを大気中に放出し、地球温暖化に拍車をかけています。
そこで我々は窒素固定機能を持つ浮遊性シダ植物アゾラを水田の水面に広く繁殖させることにより、水の蒸発散を減らして灌漑用水を節約し、水田からメタン放出量を低減し、また雑草抑制効果とすき込み後緑肥の施用効果を高めて、気候変動に適応した新時代に相応しい環境保全型稲作技術を取り込んでいます。

代表者、担当組織

程 為国

担当学部

農学部

連絡先

cheng@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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