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食料自給率向上のためのコムギ育種

目的

食料自給率を上げ食料供給の安定化を目指すこと、輸入にともなうエネルギー使用を減らし環境への負荷の軽減を目指すことで、SDGsに貢献します。

概要

日本の食料自給率は、40%程度であり、私たちの豊かな暮らしは食料の大部分を外国からの輸入に頼るという、いつ崩れてもおかしくない危うい基盤の上になりたっています.その大きな理由の一つが国内のコムギの自給率の低さです.コムギは乾燥地帯に起源をもつことから、日本の温暖湿潤気候に適していません.
その解決策として、我々は様々な品種の交配、及び、コムギの野生祖先種や日本に自生する耐湿性野生ムギ類を利用した育種により、これまでにない高い耐湿性をもつ新たなコムギ品種の育種に取り組んでいます.育種過程では、DNAマーカーなどの最新の分子育種法を利用し、迅速な品種育成を目指します.また、地産のコムギを使った食品開発などの地域活性化も目指します。

代表者、担当組織

笹沼 恒男

担当学部

農学部

連絡先

sasanuma@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp

このプロジェクトを支援

山形大学基金(学部等への支援)
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